2005-03-22から1日間の記事一覧
90年代におけるTFPの加速度的な上昇は、驚異的なスピードで技術革新を続けるIT産業が経済全体に占めるシェアを拡大したことの影響が大きい。IT投資のGDPに占める割合は2000年時点で5%程度とまだ小さいので、今後ともマクロ経済の生産性の上昇を引っ張ってい…
クルーグマンのモデルでは、実質金利の均衡水準が負になっていることが日本のはまった「罠」なので、期待物価上昇率を引き上げれば(名目金利が非負でも)均衡は回復するということになっているが、ここでは期待は外生変数なので、どうすればインフレ期待が…