2006-11-23から1日間の記事一覧
フィリップス・カーブ(こちらはx軸にGDPギャップとする)のフラット化は世界的に見られる現象で、IMFはその要因としてグローバリゼーションを挙げるが、日本においてはそれに加え、労働市場の構造変化(非正規雇用比率の上昇等)がインフレ率をさらに抑制し…
本稿の内容 フリードマン教授の自然失業率仮説は、失業率とインフレ率のトレード・オフの関係を示すフィリップス・カーブは短期的にしか成立しないというもので、政策的なインプリケーションとしては、金融政策によって雇用拡大を目指しても長期的にはインフ…