備忘録

ー 経済概観、読書記録等 ー

2007-03-16から1日間の記事一覧

原田泰「構造失業率を誤認しなければ成長率は3%超になっていた」(エコノミスト 2007.03.06)

「日本経済の進路と選択」(参考資料)によれば、失業率は改革なしでも3.4%まで低下する。構造失業率の水準の認識を誤ることが金融政策の失敗に繋がることの問題点を指摘。

片岡剛士「我が国の構造的・摩擦的失業の水準はどの程度なのか?」(税経通信 2007.04)

既に、予告されていたものですが、ようやく入手。この論文では、UV分析に基づく均衡失業率について、白書等でこれまで推計されてきた手法とは異なる手法での推計が行われている。 まず、白書等の推計の主な問題点について、?推計された均衡失業率が経済状況…