備忘録

ー 経済概観、読書記録等 ー

前書を読む合間に

コメント 「穢れ」「言霊」の見方には一理あるのだろうが、ある事実から独自の日本人観への飛躍、記述の冗長性、源頼朝徳川家康についての理解しがたい共通性の指摘、また、アカデミズムの権威に対して市井の研究者を持ち上げるといった、いかにも元マスコミ人的な姿勢など、ちょっと軽薄すぎまいか。科学的態度で学問する研究者と独自の推理を展開する小説家は、並び立つものであるべきであり、比較すべきものではないと思えるのだが。