ラスカルの備忘録

ー 経済概観、読書記録等 ー

某ブログにおけるglueball氏と稲葉氏の議論(コメント欄)及び翌日のエントリーに対するコメント

(追記)04/12付けエントリーで、実証的には「金利とCPIに相関がない」と発言されているが、必ずしも金利とCPIの因果関係に着目して金融政策を行っているとは限らず、理論的にもCPIと需給ギャップの水準に基づくテイラー・ルールが存在。また、総需要の拡大には、設備投資を通じたチャネルを無視することはできない。ただし、これらの考え方を実証的に否定する根拠がれば別。加えて「既存の利権に触れる」ことなく貨幣流通量を拡大することは可能かということがより本質的であり、山崎元氏的な批判もあり得る。なお、いわゆる「ヘリコプター・マネー」では、取引ベースでみた場合何らかの損得が発生するが、「マクロ」的な総需要効果には有効であり、「既存の利権に触れる」云々に拘る必要はないのでは。