ラスカルの備忘録

ー 経済概観、読書記録等 ー

(基本)レオンチェフ型生産関数とハロッド・ドーマーの成長理論

ケインズ有効需要の原理では総需要がGDPを決定するから、Y(=C+S)←YD=C+I。S=aY a:貯蓄性向 であるので、S(=aY)←I⇔Y←I/a、つまり、投資がGDPを決定する。ハロッド・ドーマーの成長理論における生産関数はレオンチェフ型:Y=min[K/v,L/u]であり、労働と生産要素は代替しない。生産要素を最大限利用した場合の成長率を「保証成長率」、完全雇用を満たす成長率を「自然成長率」という。前者の場合、Y=K/v=I/a=(K(t)-K(t-1))/a⇔dK/K=a/v。このため、保証成長率:dY/Y=(dK/v)/(K/v)=a/vとなり、資本係数(v)を引き上げると保証成長率は低下する。