2005-07-08 玄田有史「ニートと希望のパラドックス」(JMM 07/08/05発行) 経済・社会 カミュはかつて「希望とは一般に信じられていることとは反対で、あきらめにも等しいものである。そして、生きることは、あきらめないことである」と言いました。「絶望とは虚妄であるように、希望もまた同じだ」魯人もそうですが、希望にまつわる言説は、どこか矛盾に満ちて聞こえます。 コメント 要約すると、カミュ「生きることとは、希望を持たないこと」、魯人「希望なんてウソだ」ということか。