ラスカルの備忘録

ー 経済概観、読書記録等 ー

鶴見紘「白洲次郎の日本国憲法」

白洲次郎の日本国憲法 (知恵の森文庫)

白洲次郎の日本国憲法 (知恵の森文庫)

 現在、読んでる途中。白洲次郎の魅力は、和が尊ばれる日本において、騎士道精神を体現し「原則」を尊しとする姿勢を貫いたところか。著者のテンポの良い文体も、その魅力を引き立てる。戦前・戦中を通じて非戦の姿勢を貫いた、吉田茂と中心とする日本のインテリゲンチャの動向をみる上でも役に立つ。ただし、通産省の立ち上げなど、戦後日本の経済政策との関わりに関する記述はそれ程多くない。