備忘録

ー 経済概観、読書記録等 ー

2008年7月データによる更新

 コスト・プッシュ・インフレが継続。インフレ率は、ついに2%を超えた。完全失業率は一時的に改善しているが、有効求人倍率の動向は弱く、雇用者数は製造業を中心に減少。食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合は0.2%増(前月0.1%増)。
 今後は、インフレが弱まる可能性が高いが、(仮に)企業に賃上げの動きが出てくると、また別の局面(二次的効果)に展開することも考えられる。ただし、現在の雇用情勢をみる限りでは、その可能性は低い。