昨年の13冊
昨年の『今年の…冊』では、たった3冊しかあげませんでしたが、改めて、エントリーを起こしたいと思います。以下、順不同で。
- 竹森俊平『資本主義は嫌いですか それでもマネーは世界を動かす』
- ポール・クルーグマン『経済政策を売り歩く人々 エコノミストのセンスとナンセンス』/『良い経済学 悪い経済学』
既出です。*3
行動経済学に関わるこの2冊は、避けて通ることのできないものでしょう。前者における「自己欺瞞」、後者における「リバタリアン・パターナリズム」は、ともに示唆的な概念でした。*4
- 阿部彩『子どもの貧困 日本の不公平を考える』/駒村康平『大貧困社会』
これも前書との並びであげておきたいと思います。十数年ぶりに読み返しました。現代的文脈においても、富永社会学は改めて読み返される必要があるでしょう。
- 山森亮『ベーシック・インカム入門 無条件給付の基本所得を考える』
- 濱口桂一郎『新しい労働社会 雇用システムの再構築へ』
- 今村仁司『近代の労働観』
- ジグムント・バウマン『幸福論 “生きづらい”時代の社会学』
*1:http://d.hatena.ne.jp/kuma_asset/20090916/1253109368
*2:http://d.hatena.ne.jp/kuma_asset/20090301/1235913189
*3:http://d.hatena.ne.jp/kuma_asset/20091015/1255618075
*4:http://d.hatena.ne.jp/kuma_asset/20091223/1261582807
*5:http://d.hatena.ne.jp/kuma_asset/20091201/1259675722
*6:http://d.hatena.ne.jp/kuma_asset/20090223/1235398880
*7:http://d.hatena.ne.jp/kuma_asset/20091119/1258638648