ラスカルの備忘録

ー 経済概観、読書記録等 ー

真の失業率──2017年2月までのデータによる更新

完全失業率によって雇用情勢を判断する場合、不況時に 就業意欲を喪失し労働市場から退出する者が発生することで、完全失業率が低下し、雇用情勢の悪化を過小評価することがある。この効果(就業意欲喪失効果)を補正し、完全失業率とは異なる方法で推計した「真の失業率」を最新のデータを加えて更新した。

完全失業率(季節調整値)は2.8%と前月よりも0.2ポイント改善し、真の失業率も3.1%と前月よりも0.1ポイント改善した。引き続き真の失業率は減少基調である。

所定内給与と消費者物価の相関に関する1月までの結果は以下のようになる。これまでの動きよりも物価に上昇傾向が現われ、賃金にも上昇の兆しがあるが物価の伸びには追い付かず、実質賃金は当面、停滞する可能性が高い。

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