備忘録

ー 経済概観、読書記録等 ー

2019-01-01から1年間の記事一覧

真の失業率──2019年11月までのデータによる更新

完全失業率によって雇用情勢を判断する場合、不況時に就業意欲を喪失し労働市場から退出する者が発生することで完全失業率が低下し、雇用情勢の悪化を過小評価することがある。この効果(就業意欲喪失効果)を補正し、完全失業率とは異なる方法で推計した「…

今年の10冊

恒例のエントリーです。今年後半は読書よりOCW(CourseraのPractical Time Series Analysis、edXのMachine Learning on R)やHackerrankなどに嵌りました。それにしても今年、自分にとっては初詣のおみくじ「凶」に相応しい年の始まりでした。 いまのご時世…

真の失業率──2019年10月までのデータによる更新

完全失業率によって雇用情勢を判断する場合、不況時に就業意欲を喪失し労働市場から退出する者が発生することで完全失業率が低下し、雇用情勢の悪化を過小評価することがある。この効果(就業意欲喪失効果)を補正し、完全失業率とは異なる方法で推計した「…

真の失業率──2019年9月までのデータによる更新

完全失業率によって雇用情勢を判断する場合、不況時に就業意欲を喪失し労働市場から退出する者が発生することで完全失業率が低下し、雇用情勢の悪化を過小評価することがある。この効果(就業意欲喪失効果)を補正し、完全失業率とは異なる方法で推計した「…

真の失業率──2019年8月までのデータによる更新

完全失業率によって雇用情勢を判断する場合、不況時に就業意欲を喪失し労働市場から退出する者が発生することで完全失業率が低下し、雇用情勢の悪化を過小評価することがある。この効果(就業意欲喪失効果)を補正し、完全失業率とは異なる方法で推計した「…

真の失業率──2019年7月までのデータによる更新

完全失業率によって雇用情勢を判断する場合、不況時に就業意欲を喪失し労働市場から退出する者が発生することで完全失業率が低下し、雇用情勢の悪化を過小評価することがある。この効果(就業意欲喪失効果)を補正し、完全失業率とは異なる方法で推計した「…

苅谷剛彦『オックスフォードからの警鐘 グローバル化時代の大学論』

オックスフォードからの警鐘 - グローバル化時代の大学論 (中公新書ラクレ)作者: 苅谷剛彦出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2017/07/06メディア: 新書この商品を含むブログ (1件) を見る英語圏の大学ランキング上位に位置する主要大学は、リアルな国際…

真の失業率──2019年6月までのデータによる更新

完全失業率によって雇用情勢を判断する場合、不況時に就業意欲を喪失し労働市場から退出する者が発生することで完全失業率が低下し、雇用情勢の悪化を過小評価することがある。この効果(就業意欲喪失効果)を補正し、完全失業率とは異なる方法で推計した「…

藤原正彦『遙かなるケンブリッジ ―数学者のイギリス―』

遥かなるケンブリッジ―一数学者のイギリス (新潮文庫)作者: 藤原正彦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1994/06/29メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 40回この商品を含むブログ (61件) を見る本作品は1991年10月に刊行。筆者は数学者でエッセイストの藤原正…

牧久『昭和解体 国鉄分割・民営化30年目の真実』

昭和解体 国鉄分割・民営化30年目の真実作者: 牧久出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/03/16メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 凄い本である。戦後の「55年体制」は昭和とともに終焉、そのきっかけとなったのは、社会党、総評(日本労働…

真の失業率──2019年5月までのデータによる更新

完全失業率によって雇用情勢を判断する場合、不況時に就業意欲を喪失し労働市場から退出する者が発生することで完全失業率が低下し、雇用情勢の悪化を過小評価することがある。この効果(就業意欲喪失効果)を補正し、完全失業率とは異なる方法で推計した「…

石川拓治『茶色のシマウマ、世界を変える 日本初の全寮制インターナショナル高校ISAKをつくった 小林りんの物語』

茶色のシマウマ、世界を変える―――日本初の全寮制インターナショナル高校ISAKをつくった 小林りんの物語作者: 石川拓治出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2016/03/26メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (13件) を見るタイトルの通り…

真の失業率──2019年4月までのデータによる更新

完全失業率によって雇用情勢を判断する場合、不況時に就業意欲を喪失し労働市場から退出する者が発生することで完全失業率が低下し、雇用情勢の悪化を過小評価することがある。この効果(就業意欲喪失効果)を補正し、完全失業率とは異なる方法で推計した「…

真の失業率──2019年3月までのデータによる更新

完全失業率によって雇用情勢を判断する場合、不況時に就業意欲を喪失し労働市場から退出する者が発生することで完全失業率が低下し、雇用情勢の悪化を過小評価することがある。この効果(就業意欲喪失効果)を補正し、完全失業率とは異なる方法で推計した「…

真の失業率──2019年2月までのデータによる更新

完全失業率によって雇用情勢を判断する場合、不況時に就業意欲を喪失し労働市場から退出する者が発生することで完全失業率が低下し、雇用情勢の悪化を過小評価することがある。この効果(就業意欲喪失効果)を補正し、完全失業率とは異なる方法で推計した「…

ヨーロッパ女子数学オリンピックについて

ヨーロッパ女子数学オリンピックとは 前回のエントリーでは国際数学オリンピック(IMO)を紹介したが、今回は、その派生イベントであるヨーロッパ女子数学オリンピック(EGMO)を紹介する。前回みたように、日本のIMO出場者を過去29年間、延べ174人について…

国際数学オリンピックについて

国際数学オリンピックとは 国際数学オリンピック(IMO)は、大学入学前の生徒が数学の問題6問を解くことで競い合うコンテストであり、国際科学オリンピックの中では最も歴史がある(第1回は1959年にルーマニアで開催)。現在は百カ国以上が参加、各国から選…

賃金と物価の関係についての補足

前回のエントリーに関連し、所定内給与と消費者物価の関係について、若干コメントを追加する。 散布図の点は、このところ過去のトレンド線(緑色)から左上方向へ離れる傾向があり、賃金の伸びよりも物価の伸びの勢いが強いことを示している。実質賃金の伸び…

真の失業率──2019年1月までのデータによる更新

完全失業率によって雇用情勢を判断する場合、不況時に就業意欲を喪失し労働市場から退出する者が発生することで完全失業率が低下し、雇用情勢の悪化を過小評価することがある。この効果(就業意欲喪失効果)を補正し、完全失業率とは異なる方法で推計した「…

真の失業率──2018年12月までのデータによる更新

完全失業率によって雇用情勢を判断する場合、不況時に就業意欲を喪失し労働市場から退出する者が発生することで完全失業率が低下し、雇用情勢の悪化を過小評価することがある。この効果(就業意欲喪失効果)を補正し、完全失業率とは異なる方法で推計した「…

「再分配」の逆噴射により、家計の可処分所得は抑制

前回のエントリー*1では、一国全体の可処分所得の前年比について、所得支出勘定の項目別に寄与度を確認した。今回は、家計*2について、同様の分析を行う*3。 ここで使用する所得支出勘定とは、推計期間内の生産過程で付け加えられた付加価値の分配を記録する…

貯蓄投資バランスは、再び貯蓄過剰の方向へ

国民経済計算(SNA)の資本勘定から推計した貯蓄投資バランス*1の2011年基準改定後の動向については、2年前に分析を行った*2。本稿では、その後の動きをフォローアップすることとしたい。資本勘定とは、一国経済(および制度部門別)の貯蓄と投資のフローを…