備忘録

ー 経済概観、読書記録等 ー

2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

猪木武徳『経済学に何ができるか 文明社会の制度的枠組み』

経済学に何ができるか - 文明社会の制度的枠組み (中公新書)作者: 猪木武徳出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2012/10/24メディア: 新書購入: 4人 クリック: 43回この商品を含むブログ (32件) を見る 批判にさらされやすい経済学の意義と限界について、…

真の失業率──2012年12月までのデータによる更新

先日のエントリーでは、不況時に就業意欲を喪失し労働市場から退出する者が発生することで失業率の悪化が抑制される就業意欲喪失効果の影響を補正し、完全失業率とは異なる方法によって推計した「真の失業率」の11月までの結果を紹介したが、今回は、推計…

景気回復にともなう雇用の改善には、世代ごとに異なる動き(その2)

前回のエントリーでは、非正規職員・従業員数が2002年から2007年までの間にどの程度変化したかを世代別に確認し、その結果、 この間、景気回復期にあり、新規学卒者の就職状況も改善していたが、2007年もほぼ同数の非正規職員・従業員数(約2千…