2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧
「正規の職員・従業員」の数は−グローバル経済の進展という経済の厳しい構造変化の中においても*1−着実に増加。厳密な比較はできないが、増加幅(46万人増)は90年代前半時に匹敵。非正規雇用比率も下げ止まりか。 *1:...そ、そんなこと書きましたっけかねぇ…
経済政策を歴史に学ぶ [ソフトバンク新書]作者: 田中秀臣出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2006/08/17メディア: 新書購入: 7人 クリック: 69回この商品を含むブログ (53件) を見る第1章 「格差社会」の真相−小泉政権の負の遺産− 大竹文…
当ブログの男女比は、男性0.6、女性0.4で、男性が中心。 年齢別の構成は以下のとおり。 概ね想定通りだが、同年齢層は意外と少ない。
為替相場の決定要因については、①国際的な財・サービスからの取引需要、②国際間の資産選択需要、③国際的な財取引に働く長期的な裁定、等が指摘される。③によれば、為替相場は、長期的には、両国の物価水準を調整するように決まる(購買力平価説)。 (マンデ…
08/16付けエントリーに関連して。ところで、社会システムについて、①契約と市場の下における個人の主体性を尊重すべきなのか、②国家や企業などのある種の中間的な組織体の中での安定を重視すべきなのか、という問題は、引き続き、オープン・クエスチョンとし…
「ある種の人達」が求めている社会システムは、欧州型の資本主義のモデルとか、「定常型社会」とか言った半端なものではなく、社会主義そのものだ、ということがだんだんわかってきた。(だから「法規制、法規制」ということをしきりに叫ぶわけだ。)でもそ…
金融政策の効果が実体経済や物価に影響が及ぶまでにはラグが存在するため、政策運営はフォワード・ルッキングであることが必要。このため、金融政策運営においては、経済見通しを作成することが不可欠であり、その際、自らの操作変数である政策金利について…
先日のエントリー「偽装請負と日本的雇用慣行」に対して、bewaadさんからまたまたコメントを頂いた。経済学的な論理としては、bewaadさんの議論は妥当だなと思いつつ、何か言わなきゃという気持ちもあるので、少しコメントしてみる。頂いたコメントの概要は…
「フリーターが語る渡り奉公人事情」からトラックバックを頂いた。その趣旨は、よく理解できなかったのだが、気になったのは、 高原基彰氏が、フリーター問題について、問われているのは日本国内の開発主義とその既得権益層だとの議論を提出しているが、これ…
潜在GDPとは、中期的に持続可能な経済の成長軌道であり、現存する経済構造を前提とした一国経済の供給力を表す。GDPGAPは、実際のGDPが潜在GDPからどの程度乖離しているかを示したもの。 コブ・ダグラス型生産関数 Y=(1-a)・K+a・L+TFP…② a:労働分配率 (Y,K…
第1回 学校から仕事へ:労働市場から見た現代日本 日本の工業化が軌道に乗りだした20世紀当初、日本の労働市場の特徴は高い異動率(1年間の平均移動率100%)。腕の良い職人程工場から工場へと移り(渡り職人)、親方職工による間接的な雇用管理。 日露戦…