備忘録

ー 経済概観、読書記録等 ー

2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ベンジャミン・フルフォード「ヤクザ・リセッション さらに失われる10年」

ヤクザ・リセッション さらに失われる10年 (光文社ペーパーバックス)作者: ベンジャミン・フルフォード出版社/メーカー: 光文社発売日: 2003/10/10メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 8人 クリック: 168回この商品を含むブログ (40件) を見るコメント ま…

田谷禎三「フィリップス・カーブのフラット化」(大和総研)

フィリップス・カーブ(こちらはx軸にGDPギャップとする)のフラット化は世界的に見られる現象で、IMFはその要因としてグローバリゼーションを挙げるが、日本においてはそれに加え、労働市場の構造変化(非正規雇用比率の上昇等)がインフレ率をさらに抑制し…

熊野英夫「フリードマン教授が遺した宿題〜不安定なフィリップス・カーブの中で〜」(第一生命経済研究所)

本稿の内容 フリードマン教授の自然失業率仮説は、失業率とインフレ率のトレード・オフの関係を示すフィリップス・カーブは短期的にしか成立しないというもので、政策的なインプリケーションとしては、金融政策によって雇用拡大を目指しても長期的にはインフ…

広瀬康令「金融マーケティングとは何か これがプロの戦略だ!」

金融マーケティングとは何か これがプロの戦略だ! [ソフトバンク新書]作者: 広瀬康令出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2006/11/16メディア: 新書 クリック: 18回この商品を含むブログ (14件) を見るコメント 金融マーケティングの「プロ…

太田弘子「経済財政諮問会議の戦い」

経済財政諮問会議の戦い作者: 大田弘子出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2006/05メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログ (23件) を見るコメント 小泉政権下における2001年から2005年にかけての経済財政諮問会議をめぐるドキュメント。こ…

ある記事より

[東京 14日 ロイター] 大田弘子経済財政担当相は14日の閣議後会見で、7─9月期国内総生産(GDP)が実質で前期比0.5%増(年率換算2.0%)となったことを踏まえ、景気の基調は変わらないとの認識を示した。ただ、景気上振れリスクより下振れ…

内橋克人編「経済学は誰のためにあるのか 市場原理至上主義批判」

経済学は誰のためにあるのか―市場原理至上主義批判作者: 内橋克人出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1997/07/30メディア: ペーパーバック クリック: 7回この商品を含むブログ (3件) を見るコメント 内橋克人氏による主に「異端派」(?)の経済学者との対談本。…

アルバート・ハーシュマン(矢野修一訳)「離脱・発言・忠誠−企業・組織・国家における衰退への反応−」

離脱・発言・忠誠―企業・組織・国家における衰退への反応 (MINERVA人文・社会科学叢書)作者: A.O.ハーシュマン,Albert O. Hirschman,矢野修一出版社/メーカー: ミネルヴァ書房発売日: 2005/05/01メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 164回この商品を含むブ…