2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧
人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか作者: 水野和夫出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2007/03メディア: 単行本購入: 10人 クリック: 120回この商品を含むブログ (50件) を見る 本書が出版されたのは2007年の前半、経済のグローバルなイン…
フィリップス・カーブには動きがみられないので、今回は、掲載しません。 完全失業率(公表ベース)は、真の失業率を超過して上昇するという異例の動きになっています。就業意欲喪失効果は、まだ大きくは表れておらず、離職者の増加が直接的に失業率の上昇に…
※追記を追加しました。(09/05/26)(前回のエントリー) オリヴィエ・ブランシャール「持続可能な欧州社会経済モデルは存在するか?」(1) 下記の論文(講演録)翻訳の続きです。*1 オリヴィエ・ブランシャール「持続可能な欧州社会経済モデルは存在する…
英語練習のため、以下の論文(講演録)の翻訳を行いました。*1 オリヴィエ・ブランシャール「持続可能な欧州社会経済モデルは存在するか?」(MIT Department of Economics Working Paper Series) この論文は、田中秀臣「不謹慎な経済学」の中でも端的に整…
※追記を追加しました。(05/17/09, 05/18/09) たまたま最近、手にした本からの引用: マルチチュードとは内在性の概念であり、多数者が個別性の総体であるということである。このことを確認し、出発点とするならば、「人民」という概念がその超越性を失って…
04/03/09付エントリーでは、次のように記載した。 消費の増加は、一般的には、雇用の改善に働くことになるので、こうした動きも、雇用調整圧力に対する反動効果を持つものです。 かつて経済指標を頻繁にみていたときは、消費は雇用に先行して動くという印象…
真の失業率が横ばいとなる中で、完全失業率(公表ベース)は大きく上昇しました。これは、就業意欲喪失効果がまだ大きくは表れておらず、離職者の増加が直接的に失業率の上昇へとつながったことによるものです。ただし、非労働力人口(求職活動をしていない…
原油高等にともなう物価の上昇は終息し、フィリップス・カーブは、再び水平になりました。労働市場のタイト化は当面期待できず、しばらくはこの状況が継続するでしょう。 今月の指標では、生産の下げ止まりに先行きの明るさが感じられます。ただし、生産が1…