2008-01-01から1年間の記事一覧
id:optical_frogさんのご尽力により、アセモグル公式翻訳プロジェクトのWikiサイトが開設されました。 アセモグル公式翻訳プロジェクト
豆乳と緑の野菜生活を200mlずつ混ぜ合わせる。そうすると、豆乳は分離するのですが、見事にメロン味の飲み物になります。 もともとは、豆乳と野菜生活を200mlずつ別々に飲むと腹持ちするので、朝食代わりにすることでダイエットに有効だとテレビで紹介されて…
アセモグル公式翻訳プロジェクト (01/09/09付け追記) 6.2節は、さきに終了。6.3.7節を大幅に修正し、公式サイトに登録しました。6.3.5は、これからとりかかります。(公式サイトでは、とうとう山形浩生さんも参入されました。) この論文、経…
ブログなどのネット・コミュニケーションの世界は、今後は「レモン市場」化するのではなかろうか、という懸念を感じることがあります。よくいわれることですが、ネットの情報は「スクリーニング」されておらず、人物に対するクレジットもありません。そこに…
コア物価指数は、予測通りに低下。その一方、完全失業率の悪化は、当初想定されたものよりも大きなものではない。今回の結果を丹念にみると、労働力人口が通常予測されるレベルを超えて大きく増加している。 ボーナス分を含む賃金は、大きく低下。生産は、フ…
※「◆」以降を追記しました(12/25/08)。グラフを差し替えました(12/27/08)http://d.hatena.ne.jp/kuma_asset/20081216/1229440307 これは、全米経済研究所(NBER;National Bureau of Economic Research)のホームページに掲載されているDaron Acemog…
はてなのアーキテクチャーでは、ブックマーク等で目立った成績が残せないと、読者はもとより書き手にとっても、いずれそのエントリーの印象は風化していきます。ここでは、いずれ印象が風化するであろう今年のエントリーの中から、自分自身の評価で重要度の…
毎年の恒例行事です。これをもって、今年最後のエントリーとしよう・・・とも思いましたが、フィリップス・カーブが残っているので、もう少し続きます。なお、英語練習の方は、ひっそりと継続する予定です。(過去のエントリー) 今年の10冊─2007年 今年の○…
アセモグル公式翻訳プロジェクト:「臨時連絡所」(left over junk) (12/24/08付け追記) 本文については、すべて翻訳が終了しました。ただし、文章はあまりこなれたものとはなっておりません。誤訳、文章の適正化などに関して、識者のコメントを期待して…
先日のエントリーでは、比較的多くのコメント・ブックマークをいただき、ありがとうございました。その際、心に残っていたのは、同様の話はネットを経由した情報の提供だけに限らないだろう、ということです。このことは、誰かが触れてくれるのではないかと…
雇用システムの理論―社会的多様性の比較制度分析作者: デヴィッドマースデン,David Marsden,宮本光晴,久保克行出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2007/05メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 62回この商品を含むブログ (10件) を見る 周知の事実であるが、企…
「山形市の街並み」撮影履歴 それを運営している八向さんという方が↓のようなコメントを行っていました。 「智慧求む! 絶滅危惧サイト「山形市の街並み」に光を!スポンサーを!」(山形市の街並み) むろん、私にはサイト維持のための知恵も経済的余裕もあ…
ブックマークの方ですが、id:T-norfさんから、「経済系はてなブックマーカー5選」に選定していただきました。有難うございます\(*^▽^*)/
完全失業率は3.7%と先月から0.3ポイント改善するとともに、今回の景気回復以降の最低レベルに匹敵。グラフにみられるように、非常に説明しにくい数字であるが、これは一言でいえば「嵐の前の静けさ」。自発的離職による失業の減少や女性を中心に就業意欲喪…
基礎的な米国の経済指標を確認しておく。データは、2008年10月ないし11月までのもの。 コア・インフレ率 現在2%台半ば。消費の停滞が見込まれるため、インフレ率は今後、低下傾向で推移か。 金利 フェデラルファンド・レートは1%を切っており、コア・イ…
先生とわたし作者: 四方田犬彦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/06メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 67回この商品を含むブログ (88件) を見る 英文学者、由良君美について、弟子である著者の目を通した姿、本人自身の言葉、さらにはその出自に遡り、…
ゼロ金利との闘い―日銀の金融政策を総括する作者: 植田和男出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売日: 2005/12メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 83回この商品を含むブログ (24件) を見る 日銀審議委員を務めた著者による1990年代後半以降の日銀の金融政策…
※このエントリーは現在書き直し中であるため、公開を一時停止します。
先日とり上げたベン・バーナンキ「リフレと金融政策」の訳者あとがきでは、米国におけるオークン法則および犠牲率*1に関して、次のように定式化されています。 実質GDP成長率=3−2×完全失業率のポイント差 超過失業率(完全失業率のうち、インフレ非加…
リフレと金融政策作者: ベン・バーナンキ,高橋洋一出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売日: 2004/01/26メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 176回この商品を含むブログ (26件) を見る 主としてデフレと、それに対する中央銀行のみが執りうる措置(非伝統的…
(過去のエントリー) NAIRUの推計−結果は3.62〜3.76% NAIRUの考え方や計算方法については、前回エントリーをご覧ください。今回は、2008年8月までのデータを加えた上で、以下のような改良を加えました。 消費者物価指数(コア)の消費税制変更の影響をダミ…
インフレ率は、交通・通信が低下した影響から全体で0.1%ポイント低下し前月比2.3%増となりました。食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合は0.2%増(前月は前年同月と同水準)です。完全失業率は、完全失業者、就業者がともに減少し非労働力人口が増…
歴史人口学で見た日本 (文春新書)作者: 速水融出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2001/10メディア: 新書購入: 8人 クリック: 120回この商品を含むブログ (32件) を見る 「宗門改帳」という江戸期の資料をもとに、世帯別の人口を生態的、動態的に分析すること…
下村治―「日本経済学」の実践者 (評伝・日本の経済思想)作者: 上久保敏出版社/メーカー: 日本経済評論社発売日: 2008/04メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (5件) を見る 今の時代にあてはめるとすれば、下村治は誰にあたるのだろう、など…
This is not due to a lack of money available to lend, Ms. Schwartz says, but to a lack of faith in the ability of borrowers to repay their debts. "The Fed," she argues, "has gone about as if the problem is a shortage of liquidity. That is …
GDPギャップとは、資本と労働が完全に活用された場合のGDP(潜在GDP)に対する、現実のGDPの比を表します。*1経済のグローバル化や技術革新によって潜在的な産出量は拡大し、経済は成長を続けますが、それと同時に景気循環によって経済成長率は…
格差と希望―誰が損をしているか?作者: 大竹文雄出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/06メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 76回この商品を含むブログ (37件) を見る ほぼ一貫した「原則」による時論集 この本は、2005年から2007年にかけて、政治の世界…
サド侯爵夫人・わが友ヒットラー (新潮文庫)作者: 三島由紀夫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/06メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 22回この商品を含むブログ (55件) を見る それぞれ、人間の気質や美徳を体現する女性たちによる議論の過程。第二幕最…
貧民の帝都 (文春新書)作者: 塩見鮮一郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/09/01メディア: 新書購入: 4人 クリック: 24回この商品を含むブログ (24件) を見る 江戸時代、そして維新前後の混乱期以降の首都東京における貧困者等の扱いについて、1997年、…
株の買い時を探りつつあるわたくし・・・たいして元手があるわけではありませんがw