備忘録

ー 経済概観、読書記録等 ー

2009年2月データによる更新

 今回の完全失業率は、比較的ストレートに就業者が減少し、その分、完全失業者が増加しています。コア物価(前年比)はゼロを継続し、フィリップス・カーブは、底を這う動きとなりました。
 今回の経済指標で注目されるのは、在庫調整が進み、生産予測調査では、3月以降の生産の低下に落ち着きがみられること、日銀短観の業況判断D.I.では、大企業に先行き改善の見込みがでてきたことでしょう。これまでのようなフリー・フォール的状況は、ようやくみられなくなりました。ただし、雇用については、遅効性があるためしばらくは悪化することが見込まれます。

                  • -

※以下の記述は削除しました。今更ながら、あのような陰険なエントリーを書いてしまったことは後悔しております。(01/02/10)