米国の経済指標
基礎的な米国の経済指標を確認しておく。データは、2008年10月ないし11月までのもの。
実効為替レート
驚くべきなのはこの指標。米ドルの実効為替レートは、このところ低下傾向で推移していたが、金融危機後は跳ね上がっている。「超」のつく金融緩和を実施しているなかで、他の通貨に対する米ドルの価値が高まっているということをどう解釈すべきなのか、今のところペンディング。
(追記)
ブックマークのid:econ2009さんのコメントにあるように「皆がドルを欲しがっている」、つまり、(他の資産に対して)通貨の選好が高まっている、と解釈すべきなのでしょうね。米国経済は、やはり「流動性の罠」の一歩手前にあるといえそうです。