ラスカルの備忘録

ー 経済概観、読書記録等 ー

大竹文雄「若者の機会を奪うな(人口減と生きる 私の意見)」(日本経済新聞 10/06/05)

コメント 世代間格差を広げる要因(若年層から高齢者層への移転)として年金制度の在り方を批判し、また、人口減少下で相続人が減ることによる資産格差の拡大を個々人の能力差と関係のない格差であるとする。このため、多額の資産を残した高齢者について、年金の「死亡時精算」を行うことや、教育制度の充実を提言。このような見方が、「日本の不平等」(09/17付けエントリー及び10/14付けエントリー参照)からは読み取ないことから、大竹氏の考え方を違った風に捉える向きが出てくる。こうした点についても、もう少し、慎重であるべきではないかとも思ったりするが。