ラスカルの備忘録

ー 経済概観、読書記録等 ー

日本の雇用労働を考えるための必携書

※随時改訂しています。

 私が書く程度のものであれば、概ね、これらを参照すれば十分。必ずしも、すべて熟読したわけではありません。以下、備忘録として。

1.島田晴雄労働経済学』

労働経済学 (モダン・エコノミックス 8)

労働経済学 (モダン・エコノミックス 8)

 とても内容の濃い労働経済学の教科書。古いですが、政策論を語る上では、いまだ通用するのではないかと。

2.大森義明『労働経済学』

労働経済学

労働経済学

 前書を新しい理論から補う上で。

http://d.hatena.ne.jp/kuma_asset/20080918/1221745835

3.樋口美雄『雇用と失業の経済学』

雇用と失業の経済学

雇用と失業の経済学

 これもやや古いので、改訂版を期待。

4.野村正實『日本的雇用慣行 全体像構築の試み』

日本的雇用慣行―全体像構築の試み (MINERVA人文・社会科学叢書)

日本的雇用慣行―全体像構築の試み (MINERVA人文・社会科学叢書)

 日本の雇用システムの形成過程、いわば「縦軸」からそれを理解するための本。

5.デービッド・マースデン『雇用システムの理論』

雇用システムの理論―社会的多様性の比較制度分析

雇用システムの理論―社会的多様性の比較制度分析

 雇用システムの一般論とその国際比較、いわば「横軸」から日本の雇用システムを理解するための本。

http://d.hatena.ne.jp/kuma_asset/20081214/1229264736

6.濱口桂一郎『労働法政策』

労働法政策

労働法政策

 日本の労働政策の形成過程を理解するための本。ただし、最初の章は異端説(たぶん)。

7.菅野和夫『雇用社会の法』

新・雇用社会の法

新・雇用社会の法

 日本の雇用システムと労働法の関わりについて。

8.久米郁夫『労働政治 戦後政治の中の労働組合

労働政治ー戦後政治のなかの労働組合 (中公新書 (1797))

労働政治ー戦後政治のなかの労働組合 (中公新書 (1797))

 日本の雇用システムの中の労働組合を、一般論を踏まえて位置づける。

9.厚生労働省編『平成18年版労働経済白書

 これらの本では十分補えない日本の非正規労働者の実情について。やや古い分析であるが、世間の見識は、ここを起点にしていままであまり変わっていない。

 なお、日本の雇用システムと景気循環の関係は、これらの書からはうかがうことはできないが、それは、このブログ等で過去に何度か触れている。ほかに、国際労働問題の観点から何か一冊加えたいところ。