はてなのアーキテクチャーでは、ブックマーク等で目立った成績が残せないと、読者はもとより書き手にとっても、いずれそのエントリーの印象は風化していきます。ここでは、いずれ印象が風化するであろう今年のエントリーの中から、自分自身の評価で重要度の高いものをいくつか選択し、リストとして残しておくことにします。
アニエス・ヴァルダ監督「幸福」(01/04/08)
「自由」と「強制」に関する論点−所得再分配を素材として(01/10/08)
八代尚宏「日本の労働市場改革の方向性」(一橋ビジネスレビュー 2007.WIN)(02/28/08)
90年代の格差論争(04/04/08)
「医師不足」と「理系離れ」の間に感じる違和感(04/28/08)
※このような違和感が生じるのは、医師の数が、長期的な需給推計によって計画的に定められているのに対し、ここでは、自由な市場経済の枠組みで考えているからなのだろうと思います。この点については、もっと整理して考えてみる必要があると思っていましたが、結局、文章にするには至りませんでした。以前、JMMでこの問題が取り上げられた時も、土居先生のみが前者の枠組みで考えており、その他の方との意見の違いが際だっていた記憶があります。
ミルトン・フリードマン「John Maynard Keynes」(The Richmond Fed.: Economic Quarterly Spr.1997)(05/13/08)
※このエントリーでは、「一般理論」を新古典派経済学の中の特殊理論と位置づけるフリードマンと、その新たな可能性を確認しようとする小野善康「不況のメカニズム」を比較しました。
ジョージ・エインズリー「誘惑される意志 人はなぜ自滅的行動をするのか」(2)(05/20/08)
ワーク・ライフ・バランスに関連して(レジュメ風)(05/27/08)
二つの「自己欺瞞」論(06/30/08)
連載─労働生産性、労働分配率と生活水準に関する考察
- 実質賃金の低下要因(07/01/08)
- 生産関数アプローチによる分析(07/08/08)
- 三面等価と分配の側面(07/11/08)
- 需要側からの分析とISバランス(07/24/08)