2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧
1.港区某所で講演会。マイナーながら活字になる予定。 2.嘗ての大物カウンターパート(業界人)が、何故か「同僚」にw 世の中の変化は激しい...
世界共和国へ―資本=ネーション=国家を超えて (岩波新書)作者: 柄谷行人出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2006/04/20メディア: 新書購入: 2人 クリック: 76回この商品を含むブログ (142件) を見るコメント 「柄谷史観」とでも言うべき理論が展開される書。最…
現代経済学の誕生―ケンブリッジ学派の系譜 (中公新書)作者: 伊藤宣広出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2006/04メディア: 新書購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (15件) を見る第1章 科学者と説教者−A・マーシャル 部分均衡理論は、「他の…
(追記)しっかし、言ってるさきからこれだから「ソシアル」なものに潜む陥穽は恐ろしやw
ここでのコメントに付け加えるべき点として、このモデルには、(所与である)有効需要が足りない場合、政府支出を拡大しそれを補うことで、均斉成長水準を確保することが出来るという含意がある。ただし、総需要は内生化されないので、今期の成長水準は翌期…
行って参りました。内容については、いずれ活字になると思うので、ここでは概要報告に留めます。 セッションは、塩川氏の報告と稲葉・立岩氏への質問から始まり、これに対し両氏が答える、という形で進行。塩川氏は、「現存する(した)社会主義」について、…
一方で、こんな話もある。 貧困を削減するもっとも直接的な方法としては、ODAを直接、貧困者への所得移転に当てることが考えられるが、世界全体のODAの総額から考えてもこの方法は非現実的である(詳細はBesley and Burgess, 2003を参照)。したがって、開発…
立岩理論を考えながら、似たような話を何処かで見たことがあるなぁと思い、思い出したのがこの論文。 主体は自律的な主体として成立しうるのではなく、すでに他者に責任を負った主体として成立してしまっているのである。...人は自由な人間として他者に対峙…
所有と国家のゆくえ (NHKブックス)作者: 稲葉振一郎,立岩真也出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2006/08メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 11回この商品を含むブログ (56件) を見る第1章 所有の自明性のワナから抜け出す 立岩所有論において特徴…
匿名の方からはてなポイントを頂きました。有り難うございました。
(適者生存の原理から)出生者の全部が生存するわけにはいかず、また、この自然の大則がなければ人類の進化はない、というマルサス=ダーウィンの自然淘汰法則を認め、淘汰された人間に生存権を認めることは原理的に好ましくないとしつつも、一方で、運悪く…
論争 格差社会 (文春新書)作者: 文春新書編集部出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/08メディア: 新書 クリック: 17回この商品を含むブログ (57件) を見るコメント 格差問題をめぐる論文集。 第1部『「格差」は本当にあるのか』では、近年の世帯所得ジニ…
上級マクロ経済学作者: デビッドローマー,David Romer,堀雅博,南条隆,岩成博夫出版社/メーカー: 日本評論社発売日: 1998/02メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 26回この商品を含むブログ (12件) を見る第1章 ソロー成長モデル(続き) 1.4 貯蓄率の変化が…
所有と国家のゆくえ (NHKブックス)作者: 稲葉振一郎,立岩真也出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2006/08メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 11回この商品を含むブログ (56件) を見る 各所において、様々な論点から議論が行われていて勉強になりま…
上級マクロ経済学作者: デビッドローマー,David Romer,堀雅博,南条隆,岩成博夫出版社/メーカー: 日本評論社発売日: 1998/02メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 26回この商品を含むブログ (12件) を見る第1章 ソロー成長モデル 1.2 諸前提 ソロー・モデル…
所有と国家のゆくえ (NHKブックス)作者: 稲葉振一郎,立岩真也出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2006/08メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 11回この商品を含むブログ (56件) を見る まだ第1章読了段階だが、特に立岩氏の議論について、自分にと…