幸福の経済学
幸福の研究―ハーバード元学長が教える幸福な社会作者: デレック・ボック,土屋直樹,茶野努,宮川修子出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2011/09/23メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 62回この商品を含むブログを見る 前回のエントリーでは、デレック…
幸福の研究―ハーバード元学長が教える幸福な社会作者: デレック・ボック,土屋直樹,茶野努,宮川修子出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2011/09/23メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 62回この商品を含むブログを見る 本書は、原題に"The Politics of …
フレーミング「自分の経済学」で幸福を切りとる作者: タイラー・コーエン,久保恵美子出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2011/07/21メディア: 単行本 クリック: 70回この商品を含むブログ (13件) を見る フレーミング効果とは、行動経済学で提示される人間の…
※追記を追加しました。(01/18/11)日本の幸福度 格差・労働・家族作者: 大竹 文雄,白石 小百合,筒井 義郎出版社/メーカー: 日本評論社発売日: 2010/07/25メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 6人 クリック: 192回この商品を含むブログ (10件) を見る 幸…
実践 行動経済学作者: リチャード・セイラー,キャス・サンスティーン,遠藤真美出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2009/07/09メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 365回この商品を含むブログ (90件) を見る 経済学では、可能な選択肢の中から、自らの「効用…
先日のエントリーに関連した内容について、少していねいに整理してみました。なお、この覚書は(2)〜(5)くらいまでは少なくとも続く予定で、その結論*1も不確かながらみえてはいるのですが、いつになるか、あるいはそれを書くかどうかを含めてまだ未定…
新しい経済学―ポリティコ・エコノミックス入門 (1980年)作者: B.S.フライ,加藤寛出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 1980/03メディア: ? クリック: 9回この商品を含むブログ (1件) を見る これまでの経済学と新たな政治経済学 B・フライによる1978年の…
自由は進化する作者: ダニエル・C・デネット,山形浩生出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2005/05/31メディア: 単行本購入: 14人 クリック: 99回この商品を含むブログ (257件) を見る 決定論/非決定論 デネットは両立論、つまり、決定論的な世界と自由意志は…
以下は、吉見俊哉「万博幻想」より。 大阪万博の華やかさと日常風景のへの浸透、会場での圧倒的な人の濁流、その華やいだ幻想に向けられる殺気立った熱気のなかで踏み潰されていった貧しき人生、そして失われる幼い命─。一九七〇年という戦後日本史の中の重…
誘惑される意志 人はなぜ自滅的行動をするのか作者: ジョージ・エインズリー,山形浩生出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2006/08/30メディア: 単行本購入: 18人 クリック: 344回この商品を含むブログ (103件) を見る 積み残しの第9章以降および訳者解説をよ…
90年代の2つの格差論争について、以前に作成したまとめをここに紹介します。 この2つの論争では、就職氷河期世代の問題やデフレの格差への影響は触れられておりません。これらについては、既に何度も取り上げておりますが、下の3つのエントリーを行ってお…
ウィナー・テイク・オール―「ひとり勝ち」社会の到来作者: ロバート・H.フランク,フィリップ・J.クック,Robert H. Frank,Philip J. Cook,香西泰出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売日: 1998/06メディア: 単行本 クリック: 28回この商品を含むブログ (11件) …
誘惑される意志 人はなぜ自滅的行動をするのか作者: ジョージ・エインズリー,山形浩生出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2006/08/30メディア: 単行本購入: 18人 クリック: 344回この商品を含むブログ (103件) を見る 伝統的な効用理論に対する異説 原題は"Bre…
本連載については、この第4回で締めることとします。内容についても、最初の口上から少し変更しております。(過去のエントリー) 日本版ニュー・エコノミー論と格差問題(1) 日本版ニュー・エコノミー論と格差問題(2) 日本版ニュー・エコノミー論と格…
(過去のエントリー) 日本版ニュー・エコノミー論と格差問題(1) 日本版ニュー・エコノミー論と格差問題(2) 承前。
(過去のエントリー) 日本版ニュー・エコノミー論と格差問題(1) 承前。
これから標記のテーマで連続的なエントリーを行いたい。これらは、これまで、本ブログにおいて述べてきたものを少しまとめて整理するもので、新たな観点を追加するようなものではない。(ブログ媒体は、本当は、こうした作業に向いたものではないが、他に公…
人間の喜びと経済的価値―経済学と心理学の接点を求めて (1979年)作者: ティボール・シトフスキー,斎藤精一郎出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売日: 1979/01メディア: ? クリック: 11回この商品を含むブログ (2件) を見る ワーク・ライフ・バランスに関して…
人間の喜びと経済的価値―経済学と心理学の接点を求めて (1979年)作者: ティボール・シトフスキー,斎藤精一郎出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売日: 1979/01メディア: ? クリック: 11回この商品を含むブログ (2件) を見る 言うまでもなく、人間の幸福や満足…
Falling Behind: How Rising Inequality Harms the Middle Class (The Aaron Wildavsky Forum for Public Policy)作者: Robert H. Frank出版社/メーカー: University of California Press発売日: 2007/07/02メディア: ペーパーバック購入: 1人 クリック: 4回…
Falling Behind: How Rising Inequality Harms the Middle Class (The Aaron Wildavsky Forum for Public Policy)作者: Robert H. Frank出版社/メーカー: University of California Press発売日: 2007/07/02メディア: ペーパーバック購入: 1人 クリック: 4回…
主観的幸福度(=「国民生活に関する世論調査」における「生活満足度」)は、周囲との相対的比較で判断されている可能性が高く、現在の主観的幸福度と比較して論じることには無理がある。景気変動との関係では、規則的な連動はみられないものの、急激な経済…
※このエントリーは、結論部分を除き非公開としました。これとは別に、一般に公表されているマイクロ・データを使用した分析をおこなっており、こちらについては、機会があれば公開します(02/20/09)。今後の分析の方向性 ここまでみてきた点で、特に大きな…
※このエントリーは、結論部分を除き非公開としました。これとは別に、一般に公表されているマイクロ・データを使用した分析をおこなっており、こちらについては、機会があれば公開します(02/20/09)。 ここから導かれる含意は次のようなものである。 男性と…
※このエントリーは、非公開としました。これとは別に、一般に公表されているマイクロ・データを使用した分析をおこなっており、こちらについては、機会があれば公開します(02/20/09)。
ブルーノ・フライ、アイロス・スタッツァー「幸福の政治経済学」やS・レヴィット、S・ダブナー「ヤバい経済学」には、社会生活に関係する指標を規定する要因を一般化線型モデル(GLM)*1を利用した回帰分析によって分析するという共通点がある。このような…
幸福の政治経済学―人々の幸せを促進するものは何か作者: ブルーノ S.フライ,アロイス・スタッツァー,沢崎冬日,佐和隆光出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2005/01メディア: 単行本 クリック: 73回この商品を含むブログ (23件) を見る第7章 現行の政治…
幸福の政治経済学―人々の幸せを促進するものは何か作者: ブルーノ S.フライ,アロイス・スタッツァー,沢崎冬日,佐和隆光出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2005/01メディア: 単行本 クリック: 73回この商品を含むブログ (23件) を見る第1章 幸福とは何…
オデッセウスの鎖―適応プログラムとしての感情作者: R.H.フランク,大坪庸介出版社/メーカー: サイエンス社発売日: 1995/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 95回この商品を含むブログ (13件) を見る第8章 道徳を身につける 感情の役割は、19,20世…
オデッセウスの鎖―適応プログラムとしての感情作者: R.H.フランク,大坪庸介出版社/メーカー: サイエンス社発売日: 1995/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 95回この商品を含むブログ (13件) を見る第1章 自己利益を超えて 自分の行動を自ら進んで何か…